第3回法人後見担当者会議(会員デー)の報告

7月が早くも中旬を迎えた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今回は第3回法人後見担当者会議の報告をします。

日時:令和5年7月15日(土) 10時00分~12時00分
会場:当法人事務所
参加者人数:8名

今回はグループホームで生活している知的障害者(以下「本人」という)の
ケースについて事例報告がありました。

本人は毎月の面会の時、後見人に対して元気な様子を見せ、
不満や愚痴をこぼすことがありませんでした。

しかし、本人が日中通っている事業所からの情報提供で、
同じグループホームの利用者による本人を対象とした苛めがあること、
それにより本人が「死にたい」と漏らす場面があることが発覚しました。

本人の面会時の様子から、心配事がないように思われていましたが、
実際には、本人は後見人の知らないところで辛い日々を送っていました。

今回のケースから、私たちは本人に対する観察力をもっと深めていく
必要性及び身上保護の難しさを考えさせられました。

そして私たちは本会議で得られた情報や認識、意見を参加者も交えて共有し、
私たちは各自の報告や意見交換等をし、交流を深めました。

本会議の終了後、私たちは参加者に弁当及びお茶を渡し、会食を行いました。

コロナ禍の影響で一時期は研修や会食の開催を余儀なく制限させられましたが、
それが治まった時、いつか皆さんと一緒に会食を行いたいと思います。

本日は以上となります。

一般社団法人権利擁護あおい森ねっと

人は生まれながらにして幸せに生きる権利を持ち、人として平等の権利を持っています。 様々な事情によってそれを実現できない人たちが、人として当たり前に生きられるように お手伝いしたいと考えています。